社労士としての想い

中小企業の事業主の方の「ヒトや組織に関する悩み事」の相談役として、またその解決に少しでもお役にたち、「社長も従業員も笑顔で気持ちよく働ける職場」をひとつでも増やしていきたい、そして、「社長も従業員も気持ちよく働ける職場」こそが、会社の利益アップにも繋がっていくと個人的には信じています。

 

「何を甘っちょろいことを」というご意見があると思います。利益を上げるには、売上を伸ばすか、経費を削減するかになります。売上を伸ばすには、いい商品を作るのは勿論、営業が大事だと。同時に無駄を省き、とにかく経費を削減して利益を上げていく。

 

その通りだと思います。

経費を削減するためには、人件費をどうやって抑えていくかが大きな課題です。人件費を抑えていくには、残業時間の削減や給与体系の見直し、社会保険料の節約などが考えられます。こういった分野はまさしく、社会保険労務士がアドバイスできる分野です。

 

また、気持ちよく働ける職場こそが、作業能率のアップや生産性の向上に繋がっていくと信じています。ただ、気持ちよく働ける職場がどれだけ生産性のアップに寄与するのか、間接的に寄与するので、数字で説明するのは、難しいです。

 

それでも私が、「社長も従業員も笑顔で気持ちよく働ける職場」にこだわるのは、毎日残業続きの過重労働や職場の人間関係、パワハラなどで健康を害する人が最近増えてきており、

私自身もサラリーマン時代にそうした被害にあったからです。

 

こうした被害にあった本人の苦痛は、大変なものがありますが、休職された職場も代替要員の確保などで、採用コストがかかりますし、職場の士気にも大きく影響してきます。

従業員が気持ちよく働ける職場がひとつでも増えるよう、微力ながらお手伝いができたらと考えています。