業務のストレスや過重労働、社会の人間関係あるいはプライベート上のトラブルなどで、メンタル面に異常を来たす労働者がここ数年増加しています。
メンタル面での異常を完全に防ぐことはかなり難しいですが、職場の上司や同僚がその兆候を日常的な取り組みによって少しでも早く察知することが、被害を最小限に食い止めるうえで大事です。
上司や同僚が日頃からどれだけ従業員に対して関心と気配りをもって接し、観察しているかが最大のポイントになりますが、メンタル面で不安定になってきた従業員には、必ずその兆候が表れます。
主な兆候としては、
・ 無断欠勤や病気休暇が増える
・ 月曜日(休日明け)や金曜日の欠勤が増える
・ 遅刻(特に月曜日の朝)
・ 仕事の能率が低下
仕事をするのに今まで以上に時間がかかる、期限までに仕事ができない、
不注意や判断力の低下からミスが目立つ
・ 元気がなく口数が減る、自信がない・迷惑をかけているという言動が目立つ
・ 不安な表情、離席が多くなる
・ 居眠りをしたり、ぼーっとしている
などです。
うつ病発見のための「ケチな飲み屋のサイン」というもあります。
け 欠勤
ち 遅刻・早退
な 泣き言を言う
の 能率の低下
み ミス、事故
や 辞めたいと言い出す
メンタル面で不調になると、必ず何らかのサインがありますので、いち早く察知し、手遅れにならないよう対応してください。
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