就業規則の作成で、一番難しいことは何でしょうか?
それは、従業員に読ませることです。
会社に不満がない限り、従業員が真剣に就業規則を読むという
ことは、あまりありません。
就業規則は、会社に採用された時もぱらぱらと眺める程度で、
真剣に読むのは、従業員も社長も何か問題があったとき
くらいではないでしょうか。
確かに普通の就業規則は、難しい用語ばかりが並んでいて、読んでいても面白くないですよね。
役所の雛形などを使って作った就業規則であれば、特にそうなります。
折角作った就業規則が、これではすごくもったいないですよね。
しかし、ここ数年、就業規則にこだわりを持ち、自分の考えを積極的に就業規則に書き込み、労務管理に活かしていきたいという社長が増えているようです。
従業員が興味を持って読むことができ、社長も労務管理に活かすことができる就業規則、それは、社長の本音が書かれた就業規則だというのが、「すごい就業規則!」という
本の著者の主張です。
社長がどんな働き方を従業員に望んでいるのかを従業規則で明確にしていくことは、確かに大事なことです。
では、就業規則にどう社長の本音を盛り込んで作っていくのか?
次回、ご案内したいと思います。
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