介護保険利用時の負担がアップに!

9月25日に開催された「第49回社会保障審議会介護保険部会」で、介護保険サービス利用時の自己負担割合を引き上げる案が出されました。

 

介護保険利用時の負担は、介護保険の創設から現在に至るまで、一律に1割ですが、所得の多い人は2割にアップさせようという案です。

 

この根底には、70歳以上の人が病院で受診した際の自己負担割合は、医療保険(健康保険)を使うと一律1割だったのが、所得の多い人は負担が1割→2割→3割とアップしており、医療保険における自己負担割合とバランスをとろうとしているような気がします。

 

(70歳~74歳の方の負担は2割で、現在は1割に凍結中。75歳以上は1割)

 

負担の限度額の引上げや特別養護老人ホームに入所できる人を要介護3~5に絞る案なども提示されています。

 

今後、紆余曲折があると思いますが、2015年度から、利用者の負担が増える形で介護保険が見直されるのは必至だと思います。