年頭所感

昨年は、29年間勤めた県庁を辞め、社会保険労務士として独立し、新しい一歩を踏み出した一年でした。

 

幸い、社会保険労務士として、従業員の募集・採用のご相談や就業規則の作成などの仕事の依頼もありましたが、経営者の皆様方と直にお話しをして感じたことは、助成金・補助金に関する強い関心でした。

 

助成金について話をしてほしいという依頼もあり、中小企業が活用できそうな助成金について情報提供もさせていただきましたが、

 

「どんな助成金があるのか、調べている時間がないし、情報がはいってこない。」

「助成金は色々種類がありすぎて、どの助成金が自分の会社で活用できるのかわからない。」

「助成金は、申請の手続きが煩雑でかなりの労力がかかるので、助成金は苦手だ。」

 

こういう声を直にお聞きし、改めて助成金に対するニーズの強さを再認識した年でもありました。

 

昨年末には、平成25年度の補正予算及び平成26年度予算が閣議決定されています。

 

助成金の詳細につきましては、情報収集中ですが、景気回復に向け、昨年に引き続き中小企業・小規模事業者に対する支援措置が講じられており、そうした意味では、今年も助成金を活用する大きなチャンスの年であると言えます。

 

助成金の申請は、募集が開始される前の準備が肝心です。

 

社会保険労務士が扱う厚生労働省関係の予算にとどまらず、経済産業省やISICO、石川県、金沢市など幅広く、助成金に関する情報を今年も提供していきたいと思います。