「創業補助金」の活用を!

新しい年を迎えましたが、今年、新しく事業を立ち上げ起業・創業を予定されている方や独立して新しくお店をオープンされる予定の方に、是非活用していただきたいのが、「創業補助金」です。

 

この「創業補助金」は、景気回復のため、アベノミクスの目玉として昨年、新しくできた制度です。

 

経済産業省の公開資料によると、補助率が2/3で補助限度額が200万円ということですので、300万円の事業を申請すれば、補助金は200万円、自己資金は100万円ということになり、開業当初の資金繰りのかなりの手助けになります。

 

また、後継者が先代から事業を引き継いだ場合などに、業態転換や新事業・新分野に進出するいわゆる「第二創業」もこの補助金の対象になっています。

 

昨年末に閣議決定された平成25年度補正予算のなかにも、この創業補助金は盛り込まれているので、国会で予算案が可決されれば、昨年同様、補助金の公募がかけられることになりそうです。

 

ただ、予算の総額が、昨年の200億円から44億円と約5分の1に削減されているので、単純にいって競争率は昨年の5倍になり、補助金の採択は昨年より厳しいものとなることが予想されます。

 

また、昨年は、補助金の公募が3回ありましたが、今回は、1回目の公募で応募が多数あり、予算枠に達してしまった場合、2回目以降の公募がない可能性があるということも要注意です。

 

補助金の詳細については、現在情報収集中ですが、

 

どのような点に注意して、補助金申請の準備を進めていけばいいのか?
今年の申請や公募のスケジュールはどうなるのか?
昨年と補助の内容は変わっているのか?

 

などについて、次回以降ふれていきたいと思います。