アベノミクスの目玉として、中小企業や小規模事業者の試作品開発やそのための設備投資を支援する「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」の予算が大幅に増額されるという話を前回いたしましたが、
平成25年の補正予算が国会で可決されれば、補助対象分野が拡大され、補助メニューも4つに増えることとなりそうです。
これまでの補助メニューは、
「一般型」として、補助限度額10,000万円、補助率2/3ですが、
補助対象分野を、ものづくりに加え、商業・サービス分野を追加し、特定分野といわれる分野(成長分野の環境・医療・エネルギーなど)のものづくりに対しては、15,000千円の補助となる見込みです。
追加される新メニューは、以下のとおりです。
成長分野型
環境等の成長分野参入に対する試作品開発、設備投資等
補助限度額 15,000千円 補助率 2/3
小規模事業者型
設備投資を伴わない開発費用を行う小規模事業者のみが利用可能な特別枠
補助限度額 7,000千円 補助率 2/3
新陳代謝型
金融機関から借り入れを行い老朽化に対処した大規模設備投資を行う場合、金融機関のモニタリング実績に応じ、借入額の1%相当を上限に設備投資を補助
現時点での情報は、経済産業省のホームページに掲載されている上記の情報しかありませんが、詳細な情報がわかり次第、アップしていきたいと思います。
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