平成26年度健康保険料率は、据え置きの見込みですが・・

中小企業の従業員等が加入する「協会けんぽ」の平成26年度の健康保険料率は、全国健康保険協会が1月14日に発表した「平成26年度保険料率の見込みと5年収支見通しについて」によると、保険料は据え置きで、平成25年度と同率になる見込みです。

 

健康保険料は、都道府県ごとに率が定められており、県によって率が異なっているのですが、石川県の協会けんぽの保険料率は、昨年同様10.03%となりそうです。

 

一方、40歳から64歳の加入者が支払う介護保険料は、平成26年度から引き上げになり、1.55%→1.72%となる見込みです。

 

例えば、給料が30万円の人は、月額で574円、年額で約6,800円の負担増となり、介護保険料は労使折半なので、事業主も同額の負担増となります。

 

介護保険については、介護給付費が年々増加していることに伴い、協会けんぽが負担しなければならない額が増加し、700億円程度の赤字が見込まれるため、引き上げざるを得ない状況だということです。

 

変更後の介護保険料率は、3月分(4月納付分)の給与から適用されることになりますので、お気を付けください。

 

http://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/honbu/other/260114/File01.pdf