セクハラ・マタハラの初調査が実施に

厚生労働省は15日、セクハラやマタハラについて、初の本格的調査を行うことを決めました。


セクハラは皆さんご存知だと思いますが、妊娠・出産を理由に不当な扱いをするマタニティーハラスメントを略してマタハラと言います。


各地の労働局に2013年度に寄せられた相談は、セクハラ関連が6183件、マタハラ関連は3371件もあります。


国は、派遣やパートなど立場が弱い非正規雇用の女性の被害の実態をつかみ、防止策づくりに役立てるために調査を行うとのことですが、正直、今頃になって?という感じですね。
調査は、来年以降に実施するとのことです。


最高裁でも10月に、マタハラは「妊娠による降格は本人の同意がなければ違法」とする初判断を示しており、調査結果を是非、セクハラ・マタハラの防止策に活かしてほしいものです。