「小規模事業者持続化補助金」申請のポイント

小規模事業者の販路開拓を支援する「小規模事業者持続化補助金」の公募が、2月下旬には始まるのではないかという話を前回しました。

 

そもそも、小規模事業者持続化補助金とはどんな補助金かというと、

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製造業であれば従業員20名以下、小売・サービス業であれば従業員5名以下の事業者が販路開拓のために行う事業について、最大50万円の補助を行うものです。

 

補助率は3分の2になっていますので、75万円使うと50万円が補助されることになります。

 

この補助金は、要件を満たしていれば必ず採択されるというものではなく、募集期間が決められていて、募集期間に応募した者の書類が審査され、審査員の評価の高かった者が採択されることになっています。

この補助金ができた当初(2年前)は、まだ知名度もなかったので、申請すると比較的
採択されやすかったのですが、昨年の2次募集あたりから、競争がかなり厳しくなっています。

 

どういうところが審査されるかというと、申請した事業が販路開拓に結び付いた事業かというところが大きなポイントですが、お客様を増やすために単にチラシやホームページを作ったり、店舗の改装をするというだけでは、審査に受かりにくくなっているのが現状です。

これまで通りの製品やサービスで、販促だけしましょうという事業内容では、採択されるのは厳しいものとなりそうです。

 

新しい商品の開発や新しいサービスを始めたのでその販売促進のために、チラシやホームページを作ったり、店舗を改装をしたいというふうに 新製品や新サービスと結びついた内容になっているのがベストだと思います 。