10年後には、49%の職業が人口知能に代替される?

シンクタンクの野村総研が昨年12月、「10~20年後には、日本の労働人口の49%が人口知能やロボット等で代替可能になる」というショッキングな推計結果を発表しています。

 

各職業について30人以上からアンケート調査の回答が収集できた601種類の職業について、それぞれ人工知能やロボットで代替される確率を試算しており、

人口知能による代替可能性の高い100の職業、代替可能性の低い100の職業が示されています。

 

この調査結果によると、特別なスキルや創造的思考、対外交渉力が求められる職業は、人口知能での代替が難しく、そうでない職業は人口知能で代替される確率が高いとされています。

 

医師など「師」のつく職業や、中小企業診断士など「士」のつく士業などが代替可能性の低い100の職業のなかに数多く入っています。

 

ちなみに、「社会保険労務士」は、調査対象となった601の職業の中には入っていましたが、代替可能性の高い100の職業にも、低い職業にも入っていませんでした。

 

調査結果は、あくまでもシンクタンクの試算で、何故この職業がという疑問やご意見は種々あるかと思いますが、興味のある方は、下記をご参照ください。

 

http://www.nri.com/Home/jp/news/2015/151202_1.aspx